アロマテラピーとは、植物から抽出された香りの成分(エッセンシャルオイル)を使って、心や体の健康をサポートする自然療法の一つです。
アロマテラピーとは?
アロマのオイルってどうやって作られるの?
アロマテラピーで使われる香りの成分は「エッセンシャルオイル」と呼ばれます。
これらは植物の花、葉、果皮、根などから抽出されます。
いくつか方法はありますが、最も多いのが「水蒸気蒸留法」。
簡単に説明すると、たとえば、ラベンダーのオイルを抽出するのであればラベンダーを窯の中にいれて水蒸気を送ることで精油(オイル)と水を抽出します。
そこから、水と精油に分けることでアロマオイル(精油)をとりだすことができます。
アロマテラピーの香りの効果は?
オイルの香りは、嗅覚を通じて脳に届き、リラックスしたり、気分を明るくしたり、ストレスを軽減する効果があります。
オイルの種類によっても効果は変わります。
ラベンダーやカモミールはリラックス効果、レモンやローズマリーは集中力を高めます。
アロマテラピーの利用方法は?
アロマテラピーには様々な方法があります。
たとえば、ディフューザーで空気中に香りを広げる方法、オイルを肌に塗る方法、お風呂に入れる方法などがあります。
アロマテラピーとは心と身体や皮膚を元気にしてくれるもの
心
香りを嗅ぐと、脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンやセロトニンが分泌されます。これにより、気分が落ち着いたり、元気が出たりするなどのさまざまな効果があります。
身体
アロマテラピーは、血液やリンパの流れを促進し、腎臓や肝臓、胃などの体の各器官を刺激して、免疫力を強化する働きがあります。
皮膚
皮膚細胞の再生を促進し、にきびや吹き出物などの皮膚トラブルから日常のスキンケアまで幅広く使用できます。
アロマテラピーとは?福祉の現場でのアロマの活用
最近は、障害者や高齢者の施設などでアロマケアが取り入れられています。
認知症にもアロマの効果があることが分かってきており、鳥取大学の研究ではアロマの刺激で認知機能が向上することが分かってきています。
また、放課後デイサービスなどでもアロマのタッチセラピーを取り入れて心の安定につなげているところも増えてきています。
アロマテラピーとは?まとめ
ここまで「アロマテラピーとは?」についてお話ししてきましたが、アロマテラピーは、植物から抽出されたエッセンシャルオイルを使って心や体を癒す自然療法です。
いい匂いだから、おしゃれだからと何となく使っていたアロマにはあなたを癒してくれる効果がたくさんあります。
あなたの好きな匂いはなんですか?
タッチセラピーで自分を癒すこともできます。
ぜひ試してみてくださいね。
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